「Live at Smalls」を一望できる記録

「Live at Smalls」を順番に並べてあります。 smallsのURLは http://www.smallsjazzclub.com/

Ryan Kisor "Live at Smalls" SL0001
Kevin Hays "Live at Smalls" SL0002 
David Kikoski "Live at Smalls" SL0003
Peter Bernstein "Live at Smalls" SL0004 
Steve Davis "Live at Smalls" SL0005
Ian Hendrickson Smith "Live at Smalls" SL0006

Neal Smith "Live at Smalls" SL0007
Seamus Blake "Live at Smalls" SL0008
Jim Rotondi "Live at Smalls" SL0009 
Ethan Iverson "Live at Smalls" SL0010 
PLANET JAZZ "Live at Smalls" SL0011

Jimmy Greene Quartet "Live at Smalls" SL0012
Ari Hoenig "Live at Smalls" SL0013
Omer Avital Group "Live at Smalls" SL0014
Ben Wolfe Quintet "Live at Smalls" SL0015
Spike Wilner "Live at Smalls" SL0016
 
JAZZ INCORPORATED "Live at Smalls" SL0017
Cyrille Aimee and Friends "Live at Smalls" SL0018
Bruce Barth "Live at Smalls" SL0019
THE FLAIL "Live at Smalls" SL0020

Tim Ries "Live At Smalls" SL0021
Bernstein / Goldings / Stewart "Live At Smalls" SL0022
Joel Frahm "Live At Smalls" SL0023
 
Rick Germanson "Live At Smalls" SL0024
Lage Lund "Live At Smalls" SL0025
Jesse Davis "Live At Smalls" SL0026
Bop Juice "Live at Smalls" SL0027
 
Dezron Douglas "Live at Smalls" SL0028
Grant Stewart "live at smalls" SL0029
Tyler Mitchell "live at smalls" SL0030
David Schnitter "Live at Smalls" SL0031
 
Harold Mabern "Live at Smalls"  SL0032
Alex Sipiagin "Live at Smalls"  SL0033
Joe Magnarelli "Live at Smalls"  SL0034
Will Vinson "Live at Smalls"  SL0035

Rodney Green "Live at Smalls" SL0036
David Berkman "Live at Smalls" SL0037
Frank Lacy "Live at Smalls" SL0038
Peter Bernstein "Live at Smalls" SL0039  

Scott Hamilton "Live at Smalls" SL0040 

Johnny O'Neal "Live at Smalls" SL0041
Spike Wilner "Live at Smalls" SL0042 
Ian Hendrickson-Smith "Live at Smalls" SL0043
Theo Hill "Live at Smalls" SL0044

Dwayne Clemons Quintet "Live at Smalls" SL0045
Wayne Escoferry Quartet "Live at Smalls" SL0046
Joel Press Quartet "Live at Smalls" SL0047
Tim Ries Quintet, Vol. 2 "Live at Smalls" SL0048
Mark Soskin Quartet "Live at Smalls" SL0049 

Tardo Hammer & Peter Washington "Live at Mezzrow" SL0050
Michael Kanan, Neal Miner & Greg Ruggiero "Live at Mezzrow" SL0051
Joel Frahm, Spike Wilner & Neal Miner "Live at Mezzrow" SL0052

Nick Hempton "Live at Smalls" SL0053
Spike Wilner & The SmallsLIVE All Stars "Live at Smalls" SL0054
Ian Hendrickson-Smith "Live at Smalls" SL0055
Eliot Zigmund "Live at Smalls" SL0056
Charles Owens Quartet "Live at Smalls" SL0057

Mike DiRubbo Quartet "Live at Smalls" SL0058
Duane Eubanks "Live at Smalls" SL0059


Jeremy Manasia Quintet "Sutra Book" SL0062


Eliot Zigmund SL0056
Eliot Zigmund(Ds)、Matt Garrison(Ss)、Allen Farnham(P)、David Kingsnorth(B)


Charles Owens Quartet SL0057
Charles Owens(Ts)、Joel Frahm(Ts)、Alexander Claffy(B)、Ari Hoenig(Ds)

Mike DiRubbo SL0058
Mike DiRubbo(As)、Brian Charette(P)、Ugonna Okegwo(B)、Jongkuk Kim(Ds)

Duane Eubanks SL0059
Duane Eubanks(Tp)、Robin Eubanks(Tb)、James Hurt(P)、Anthony Wonsey(P)、Gerald Cannon(B)、Chris Beck(Ds)

ほとんどライフワーク的に買い続けている"Live at Smalls"シリーズではありますが、聴ける分はひと通り聴いておりまして1つブログを作って、そこに(ほぼここに書いてある文章のままですが)順番にまとめて保管してあります。
 「Live at Smalls」を一望できる記録 http://live-at-smalls.blog.jp/

本作は、Kevin Eubanks, Robin Eubanks等とミュージシャンの兄弟のいるEubanks一族の1人であるDuane Eubanksがリーダー。
彼の名前はこれまで知りませんでしたが、彼を知れたのは、この"Live At Smalls"レーベルを全部買いしていたおかげと言えるでしょう。
1969年生のもうすぐ50才ということですが、これが4枚めのリーダー作

メンツは、2管のクインテットで、ピアニストが2人クレジットされているのは2つのライブからの音源ということでしょう。
Duane Eubanks(Tp)
Robin Eubanks(Tb)
James Hurt(P:1,5,6)
Anthony Wonsey(P:2,3,4,7)
Gerald Cannon(B)
Chris Beck(Ds)

演奏曲は、自身のオリジナルが2曲、兄Robin Eubanksのオリジナルが1曲に、Horace Silver、Henry Mancini、Gerald Cannon、Turner Laytonで
全部で7曲
01 Silver's Serenade
02 Brainfreeze
03 Victory
04 Dreamsville
05 The Grewming Master
06 Little G's Walk
07 After You've Gone 

Jazz Messengerのようなハードバップの王道的なテンポの4ビートを中心に、
ラテン、バラードを交えた、このあたりを演奏する面々としては典型的なライブ進行で構成されたアルバム。
"Live At Smalls"レーベルのおそらく本来の目的であるNYで日常的に演奏されているであろうオーソドックス系のサウンド。
それが故に良い意味で安心して聴いていられる。

このアルバムについては、2管が金管楽器だからか、フロント2本の音の重なりの馴染み具合が良いようで、それが聴いていて音の繋がりの良いサウンドになっている印象。

Tpは、ミュート等も使わず、ハイノートや速さ等のテクニックに頼らずに創造性豊かなフレーズで攻めてくる。
Tbは少し歪ませた音を混ぜ込んでテクニックで攻める所作が出ているが、個人的には、全体のサウンドの傾向からも正統にパワーで押し切ってもらいたかったところ。

ピアノが、実は良い仕事をしていて、クレジットが2人記載してあり、どの曲が誰の演奏か不明ではあるが、センスの良いというほどではないがちょっと聞き耳を立てたいようなバッキングに、いずれの曲もたっぷりとソロのスペースがありゴッツリしたソロを聴かせる。


こういうハードバップな4ビートは体に染み付いているんでしょう、リズム陣もきっちりとノリノリの演奏を繰り広げる。

いずれにしても、多彩かつディープなNYのジャズの一片を切り取っているという意味では、価値を失わない作品でありレーベルではあるというのは間違いのないところ。

ベストは、2曲めで

ここのところすっかりリリースペースが落ち着いてしまっているSmalls Liveレーベルからリリースされている"Live at Smalls"シリーズでありますが、それでも忘れたころにリリースされ、忘れたころに日本に入ってくるような状況になっています。

直前の紹介は、本年4月の
 Trio Stonk "Live at Smalls"(https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64480869.html)
でありました。

この"Live at Smalls"シリーズを、ひと通り聴いておりまして1つブログを作って、そこに(ほぼここに書いてある文章のままですが)順番にまとめて保管してあります。
 「Live at Smalls」を一望できる記録 http://live-at-smalls.blog.jp/

本作は、個人的には初聴きになるMike DiRubboのカルテットで、Brian Charette、Ugonna Okegwoと
知った名前が参加しているもの。
Mike DiRubbo(As)、Brian Charette(P)、Ugonna Okegwo(B)、Jongkuk Kim(Ds)

演奏曲は、John Abercrombieの6と、残りはMike DiRubboのオリジナルという構成。
1. Hope
2. Details
3. A Blues
4. Moving In
5. Pent-Up Steps
6. As It Stands
7. Archangel

録音があまりよろしくなく、全体的にモコっとした音で録られていることと、ドラムのタムの音だけが異様に目立ってそこがちょっと耳障りに感じる。

1曲めの速めの4ビートでのウォーキングにブリブリ吹きまくるサックスのSheets of Soundなブローが格好良い
2曲めのあっさりした8ビートのリズムに濃いめのアルトサックスが乗るバランスもちょっと面白い。
5曲めのキメのフレーズがcousin mary の引用ぽかったり、アルトだけどJohn Coltraneを意識していることを如実に感じる場面。

録音のクセからやかましく聴こえるドラムがでしゃばらないスローな6曲めが、ピアノ、ベース、サックスのバランスが良く聴いてて一番安心感があるか。

Brian Charetteの実際は多いのに少なめに感じさせる音数でのソロ、そんな技を使っての出しゃばり過ぎない塩梅でのバッキングとか、こういうのはセンスの良さなんだろうなと感じさせる。
単純じゃない単純ウォーキングもさることながら、メロディアスなリズムを進化させてのバッキングもまた
格好良いUgonna Okegwoのベース。

Mike DiRubboのサックスは、巷の情報を見るとJackie McLeanからの影響を本人も語っているようだが、前述の通りここでの演奏はJohn Coltraneからの影響をより強く感じるような印象で、Sheets of Sound的あるいは多少のスピリチュアルな感触を持った演奏を聴かせる。

ベストは7曲めでしょう。

Mike DiRubbo "Live at Smalls"(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007665561)

ほとんどライフワーク的に買い続けている"Live at Smalls"シリーズではありますが、聴ける分はひと通り聴いておりまして1つブログを作って、そこに(ほぼここに書いてある文章のままですが)順番にまとめて保管してあります。
 「Live at Smalls」を一望できる記録 http://live-at-smalls.blog.jp/

以前はsmallsストア(https://www.smallslive.com/)で直接購入してもそう高額でなく、さらにディスクユニオンが国内流通させていて
入手も比較的容易だったんですが、ここのところ、smallsストアは値上げ、ユニオンも輸入盤を少量だけ扱う程度で、再入荷もしてないんじゃ
ないかという

近作は以下の通り。
SL0050からSL0052の"Live at Mezzrow"は、Smallsでのライブじゃないから除外してw
それでも、URLが書かれていないのは入手出来ていない

Nick Hempton "Live at Smalls" SL0053 (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64480869.html)
Spike Wilner & The SmallsLIVE All Stars "Live at Smalls" SL0054
Ian Hendrickson-Smith "Live at Smalls" SL0055
Eliot Zigmund "Live at Smalls" SL0056 (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64475241.html)
Charles Owens Quartet "Live at Smalls" SL0057 (本作)
Mike DiRubbo Quartet "Live at Smalls" SL0058 (https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64597249.html)
Duane Eubanks Quintet "Live at Smalls" SL0059

2テナーのピアノレスカルテット
Charles Owens(Ts)、Joel Frahm(Ts)、Alexander Claffy(B)、Ari Hoenig(Ds)


演奏曲は、以下の8曲だが、Interludeは2分前後の短い曲なので実質は6曲。
8曲めがオリジナル(たぶん即興)で、4曲めがRadio Head。他は有名曲でしょう。

1 Cheryl
2 The Shadow of Your Smile
3 Interlude 1
4 15 Step
5 'Round Midnight
6 Interlude 2
7 You and the Night and the Music
8 Goodnight Blues


Alexander Claffyの盤石のウォーキングに導かれてCharles Owensのテナーが骨太のゴッツリとした即興を4分半と長時間繰り広げる。
続いてJoel Frahmのユーモラスでメロディアスなソロ。こちらも3分は演奏していて、がっつり。
この後、ベースソロ、4バースと展開していって13分過ぎの最後のテーマだけユニゾンで畳み掛ける1曲め。

2曲めはCharles OwensのテーマにJoel Frahmが合いの手を入れていく2管での真っ当な冒頭からすぐにソロに移行して、ここでもたっぷりと時間をかけた即興を繰り広げる。
いずれも、フリー要素皆無にがっつりと硬派な4ビートジャズを聴かせ、そのほとんどがハードなサックストリオ然とした演奏を聴かせる前半。

後半は、両者の掛け合いでの演奏が増え、バップ色の濃い、その分硬派な演奏という感じは希薄になるが、その分聴きやすい演奏になっているか。
おそらく演奏する側も体力的につらいなんて事情がありそうだが、ハードな演奏に疲れてきていたら、良いタイミングで良い塩梅の演奏が楽しめるようにできているとも言える。

全体を通して、Ari Hoenigがビシッビシッと演奏を締め、さらにお得意のメロディ奏法なんてのも繰り出して、ハードな演奏もバップ色の濃い演奏も、サックスの1フレーズとかユーモラスな場面なんかもチラつかせ、思わずニヤついてしまうような展開とか、なんとも楽しい演奏が繰り広げられる。

ベストは、ハードさが少し薄れてきたくらいの塩梅の4曲めです。


Charles Owens "Live at Smalls"(https://diskunion.net/portal/ct/detail/1007618600)

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